どこの田んぼも田植えが終わり、
これから暑い夏を迎えようという初夏の此の頃、
散歩がてらに、近くの田んぼを覗いてみると、
大きなタニシがのそのそ。
かなり大きいので記念に(?)写真に撮っておこうとパシャリとやると、それに写り込む謎の生き物・・・。
分かります?右上のなんか緑っぽいもの。
よく見ると、田んぼの淵のところにうようよと集団でいる・・・。
こんなの、見たことない・・・。
(拡大すると)
魚じゃないし、虫でもない。
二股に分かれた赤い尾がなんかエビっぽいけど、胴体が緑のコケみたいなのに覆われてる。
なんだコイツ?
分からないことはグーグル先生に聞いてみよう!ということで、検索ワードに、
田んぼ エビのような 緑
と入力して検索してみると、
・・・さすがグーグル先生、でてきました、この生き物の正体。
「豊年蝦(ホウネンエビ)」
ホウネンエビは、節足動物門 甲殻亜門 鰓脚綱(ミジンコ綱)サルソストラカ亜綱 無甲目(ホウネンエビ目)に属する小型の動物である。日本では初夏の水田で仰向けに泳いでいるのがよく見かけられる。
体は全体的に細長く、体長は15~20㎜程度。身体を支えるような歩脚をもたず、分類名が示すように鰓脚と呼ばれる呼吸器を備えた遊泳脚のみをもつ。体色は透明感のある白色だが、緑を帯びた個体、青みを帯びた個体も見られる。
(Wikipediaより引用)
だそうで、やっぱりエビの仲間みたいです。
それにしてもこの子たち、仰向けに泳いでたんですね。
江戸時代には観賞用に取引されたこともあったようだが、寿命が短いので採集して水槽にいれても長くは観賞できない。
(Wikipediaより引用)
寿命はおよそ1ヶ月半ぐらいだそうで、水田に水が張られた初期にしか見ることが出来ないみたいです。(どうりでこの歳になるまで知らなかったわけだ)
言うならば、この時期にしか見られない「田んぼのホタル」という感じですかね。
(ホタルに比べかなりマニアックですが)
卵の状態で越冬するそうですから、また来年のこの時期に(覚えていたら)田んぼを覗いてみたいと思います。
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初めて見ると、ちょっとびっくりしますよね。