究極の暇つぶしツアー「池を巡るシリーズ」第3回です。
今回は、前回訪れた山口県周南市にある西緑地の、さらに西側のエリアにあるハス池を巡ります。
(前回はこちら→ハス池を巡る)
◇◇◇
前回は西緑地の東側エリアにある池2つを紹介しましたが、
( ↑ 前回は菖蒲園のよこにある池でした)
今回は西側の「大賀ハス」のハス池です。
前回も少し説明しましたが、
周南緑地公園 西緑地(通称「万葉の森」)は元・京都大学の演習林で、
周南緑地公園今回訪れた西入口にはちゃんと、
西緑地は、周南緑地公園の西側の緑地です。周南緑地公園は、昭和47年に旧徳山市によって緩衝緑地として整備されました。西緑地は、旧京都大学演習林跡地の一部を取り込み、総面積26.81ヘクタールをもつ緑地で、自然の地形を活かした緑地公園として整備されています。演習林跡地にはたくさんの樹木があり「ハエヤマザクラ」などのめずらしい木もあります。(以下略)
(園内看板より引用)
「もと京大見本園」
と大きく表示してありました。
公園整備から40年近くたった今でも、日本屈指の国立大学「京都大学」のネームバリューは絶大です。(というかここ山口県なんですけど、なんで京大なんですかね?)
ではさっそく入口近くの池の方からまわってみたいと思います。
入口前の池はこんな雰囲気です。一面睡蓮(?)に覆われています。
拡大してみると覆っているのは睡蓮じゃないように見えますが・・・、どうなんでしょう?
池の中心に密集して生えてるのは「オモダカ」ですか・・・?
残念ながら知識がないのでよく分かりません。
しかしすごく水が澄んでいて生物がいそうな感じはビンヒン伝わってきますね。
ただ、
池での採取は禁止されているようです。ルールは守りましょう。
池の奥手側には睡蓮(こっちは分かりやすい)が広がっていました。
訪れたのは先週(9月初旬)なので開花の時期は終わっていたはずなんですが、
出遅れた花がちらほら。
もう少し早い時期にこっち側にも来とけばよかったなと少し後悔です。
続いて今回メインの「大賀ハス」のハス池です。
大賀ハスとは、古代ハスの一種で、
大賀ハス園内の立て看板によると、ここ西緑地のハス池には、およそ2000株の大賀ハスが群生しているとのこと。
大賀ハスは、昭和26年千葉県の検見川遺跡で発見された種子を栽培し、開花に成功したもので、発見者の大賀一郎東京大学教授(当時)にちなんで命名されました。花が咲き始めるのは朝5時頃で、満開になるのは朝8時頃です。【見頃】7月中旬から8月上旬頃
(園内看板より引用)
さっそくそのハス池の様子を見てみると、
・・・やられてます。一面真っ赤。
例の赤い絨毯、「オオアカウキクサ」に覆われていました。
確か「気温上昇とともに衰える」だったはずなんですけど、そうじゃないみたいですね・・・。
大賀ハスの池は用水路をはさんでもう一つありますので、
そちらの方はというと、
こっちは無事(?)でした。
透明感のある水が気持ちいいですね。中央にあるのが大賀ハスです。
水の底を見てみると、
コケ?アオミドロ?どちらにしろ水槽ならばかなり嫌われそうな緑の塊(かたまり)が漂っていますが、
池の中だと完全に景色の一部として溶け込んでいます。
底の泥には何か引きずったような跡が無数。
よく見てみるとでかいタニシがウヨウヨと動いています。
(それにしても水がきれいですね。)
このシリーズはいつも池でめぐり合う「生き物」たちを写真におさめるのに苦労するんですが、
今回は上の写真の「タニシ」をはじめに、
「アメンボ」 (素早くて接写はちょっと無理です・・・。)
「シオカラトンボ」 (これも少し離れてますが。)
「アマガエル」 (これも遠目からですが赤茶でかっこよかったです)
そしてどんな池にも必ずいるド定番の、
「コイ」
と、5種類の生物を撮影することができました。
さすが元・京都大学演習林、
樹木だけでなく生き物の種類も豊富です。
(アメンボ、トンボはちょっと反則のような気もしますが。)
◇◇◇
ということで、
以上が周南緑地公園 西緑地の西側エリア池巡りの報告でした。
前回紹介した東側エリアの池と同様に西側エリアの池でも「オオアカウキクサ」が大繁殖していましたが、実は西緑地の池々には昨年も訪れていて、そのときには神様・「マツモ」様が大繁殖しておられました。
屋内に構える水槽とは違って、気候の変化に直接さらされる池は、その年、その年によって繁殖する生物や植物に大きな違いがあるみたいですね。
それでは、
また別の池を巡り次第、ここで報告させていただけたらと思います。
そこに池とヒマがある限り、このシリーズは続きます!
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