アクアな香りのするフィギュアをレビューする「アクアなフィギュア紹介シリーズ」
5回目の今回は(たいして人気もないのに)なんと前後編でお送りします。
前回はこちら→まんまる金魚根付を手に入れた

◇◇◇

今回紹介するフィギュアは、
ミクロ世界の住人をコレクション!不思議生物大百科
極小の共存者 微生物

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●価格:200円(税込) ●発売時期:2014年9月
毒ヘビ、食虫植物、深海魚など、アウトサイドの生物をフィーチャーし続けている「不思議生物大百科」シリーズ。今回ピックアップされたのは、顕微鏡でしか見ることのできないミクロ世界の住人“微生物”たち。身近に生息しているのに、肉眼ではとても見られない生物たちを手のひらサイズに拡大して手軽にコレクションできるチャンスです!
ラインナップは、「ミドリムシ」「ゾウリムシ」「アオミドロ」「ミカヅキモ」「ミジンコ」の全5種+シークレット1種。
(タカラトミーアーツより引用)
「極小の共存者 微生物」

(その発想はなかった・・・)

通常、カプセルフィギュアや食玩フィギュアは、小さなカプセルに入れないといけなかったり、おまけ的なサイズにスケールダウンしないといけなかったりで、どうしてもデフォルメされ大きさも小さくなりがちなんですが、

今回紹介する「極小の共存者 微生物」フィギュアは、なんと実寸のおよそ500倍の大きさ
ガンプラがいまだに1/144のダウンスケールの中、掟破りのアップスケール。
フィギュア業界の常識を完全に打ち破ってしまいました。

まさに、

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な状態です。


さらにこの微生物フィギュア、

打ち破ったのは常識だけではなく、
通りすがりにガチャポンの広告をチラ見しただけで、見事に私のハートを打ち抜いてしまいました。
(↑どうでもいい)

結果、不覚にも、

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4回もガチャを回すという事態に。
(衝動を抑えられない自分が怖い・・・。)

微生物フィギュアはシークレットを含む全6種類がラインナップされていますが、
4回まわして手に入れたのは、
  • ミドリムシ×2
  • アオミドロ
  • ミジンコ
の3種類。
とりあえず前編はミジンコ以外の2種類、「ミドリムシ」「アオミドロ」を紹介したいと思います。

では、まずは「ミドリムシ」

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ミドリムシ
Euglena acus
0.06~0.09mm

淡水ではごく普通に見られ、鞭毛運動をする動物的な性質を持ちながら、植物としての光合成も行う。
別称の「ユーグレナ」は「美しい眼点」の意。
(「不思議生物大百科 極小の共存者 微生物」説明書より引用)

内容物は「フィギュア本体」と「台座」が入っていました。
写真のように台座の上にフィギュアを置いてレイアウトするようです。

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フィギュア本体は、透明な素材(PVC)にクリアで色がつけてあるのですが、
緑の斑点模様は内臓のように見えるように、ちゃんと張り合わせて作ってある本体の内側(貼り付け面)に色が付けてあります。細かいです。

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台座には小さく名称とサイズが印刷してあります。
普通この辺はシールとかで処理するもんなんですが、これもこだわりを感じます。細かい。


続いて、「アオミドロ」

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アオミドロ
Sprogyra sp.
0.03mm(直径)
水田や溝などにごく普通に存在する。
糸状で、葉緑体がリボン状で螺旋形になっているのが特徴。
先端に向かって伸びて行き、繁茂して緑色のカーペット状になる。
(「不思議生物大百科 極小の共存者 微生物」説明書より引用)

ミドリムシと同じく透明なPVCに、クリアで色がつけてあります。
加えて、
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よく見るとアクセントに気泡が入っています。やっぱり細かい。
さらに、
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アオミドロにはなんと「連結パーツ」がついていて、複数のアオミドロを何本も連結し長くすることができます。
なんだか製作者のこだわりが強すぎて怖くなってきました。

アオミドロといえど200円以上の価値はありそうです。


◇◇◇


ということで、

とりあえず、手に入れた3種類のうち2種類、「ミドリムシ」と「アオミドロ」の紹介でした。

2種類とも、とにかく造形が細かくてクオリティーがめちゃくちゃ高いです。
とくにアオミドロなんて、冷静になって見てみるとただの筒なんですが、
台座に置いて飾り付けると、ちゃんと「アオミドロの標本」になるから不思議です。
製作者の念が恐ろしいほどこもっていますね。

後編は残りの「ミジンコ」を紹介したいと思います。



【単品】不思議生物大百科 極小の共存者 微生物
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