以前から何度も訪れている山口県周南市にある周南緑地のハス池。
6月も下旬に入ったということで、咲き始めたハスの花を見に行ってきました。
相変わらず「オオアカウキクサ」の状況はそのままで、池の全面を覆い尽くしていましたが、
(前回→オオアカウキクサの恐怖)
ハスの群生エリアは土嚢(?)のようなもので仕切ってあり、
オオアカウキサがそれほど侵出していませんでした。
とりあえずひと安心です。
目的のハスの花は、昼過ぎに訪れたということもあってほとんどがつぼみの状態でしたが、
それでも咲いているものがチラホラ。
日中でもけっこう楽しむことができました。
ちょうど時期的にいい頃合なので
周南市近辺で気になった方はぜひ訪れてみてください。
(来るなら朝がいいみたいです。)
と、今回はハスの花を遠目から眺め終えてこれで帰ろうと思ったんですが、
ふと足元の池の淵を見ると、なにやらモジャモジャした水草が。
マツモかな?と思って近づいて見てみると、
なんか違います。
それどころかもっとよく見てみると、
水上に小さな黄色い花が咲いています。
あれ、これってもしかしてもしかすると・・・、
タヌキモ属
タヌキモ属(Utricularia)は、シソ目タヌキモ科に分類される植物の一属。約226種とされるが、分類方法によっては215種などとされることもある。南極を除く世界中の湖沼や湿地に生育している。
大形の花をつける種もおり、花の観賞目的で栽培されることも多い。またタヌキモ科は全て食虫植物であり、その方面の愛好家も多い。
(Wikipediaより引用)
「イトタヌキモ」です。
チャームの「食虫植物特集」を一時期すごいチェックしてたのでよく知ってます。
たぶん間違いありません。
(→チャーム 食虫植物の季節がやってきた)
イトタヌキモは、池や沼に成育する浮遊性の水草で、
捕虫嚢(ほちゅうのう)と呼ばれる袋状になった葉でミジンコなどの微生物を捕獲し栄養にする食虫植物です。
食虫植物というと、
こんなイメージが強いですが、
プカプカ浮いて可愛らしい小さな花をつける「タヌキモ」みたいな種類もいるんですよね。
奥が深いです。
ハスの花だけじゃなく、イトタヌキモなんて食虫植物の花まで見れるなんて、
なんかすごく得した気分になった1日でした。
(水草)イトタヌキモ(無農薬)(1パック)
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