総額2000円をガチャガチャにつぎ込んだ「ダイオウグソクムシ事件」から2ヶ月。
(→「ダイオウグソクムシとオオグソクムシ」を手に入れた(前編)/(後編))
再び禁断の魔球に手を出してしまいました。
今回は2ヶ月ぶりの「フィギュア紹介シリーズ」です。
◇◇◇
不思議生物大百科 深淵の居住者 深海生物
●価格:200円(税込) ●発売時期:2015年8月
とてもこの世の生き物とは思えない、不思議な姿を持つ深海生物たちを、ミニフィギュアで立体化。クリア成型を生かした造形と彩色で、本物に近いリアルな見た目で再現されています。
ラインナップは「ダイオウグソクムシ」「ヒカリジュウモンジダコ」「センジュナマコ」「オオグチボヤ」「オオクラゲダコ」「ハダカカメガイ」「シークレット」の全6種+シークレット1種。
(タカラトミーアーツHPより引用)
今回手に入れたフィギュアは「深淵の居住者 深海生物」。
ユニークな深海生物6種+シークレット1種の全7種がラインナップされているカプセルフィギュアです。
前回のダイオウグソクムシと違い、価格は1回200円と比較的リーズナブル。
以前紹介した「極小の共存者 微生物」と同じ”不思議生物大百科”シリーズということで、あいかわらずマニアックなところをついてきています。
ラインナップを見た限り、”当たり”は全長6cmの「ダイオウグソクムシ」か、謎の「シークレット」。
どちらかが出てくれればラッキーですが、今回は高望みはしません。
前回のような暴走が起こらないように心を静め、今回は完全1回のみのワンチャンスで挑みます。
それではさっそく開封。
開けて出てきたのは「赤色の謎の物体」。
ダイオウグソクムシじゃないのは分かりますが、まったくの正体不明。
ヒトデ? いや、クラゲ?
台座にこのフィギュアの説明がプリントしてありました。
「ヒカリジュウモンジダコ」です。
ヒカリジュウモンジダコ
【Stauroteuthis syrtensis】
水深:500-4000m 分布:大西洋
ゾウの耳の様なヒレを羽ばたかせたり、マントの様な外套膜を収縮させながら海中を浮遊し、ゆっくりと移動する。脚の吸盤は発光器になっており、獲物を引き寄せると考えられる。
これタコなんですね・・。
というかどのへんがタコなのかもよく分かりませんが、とにかく大西洋にすむ謎の深海ダコのようです。
入っていた透明な棒とクラゲみたいなパーツはスタンドで、赤色の本体の内側にはめ込んで使うようです。
こんな感じ。( ↑ )
ここだけ見るとピーチ姫のパラソルですね。
台座にスタンドをはめ込むと、深海生物「ヒカリジュウモンジダコ」の完成です。
学名が書かれた台座がインテリな雰囲気をかもし出していますが、肝心の本体の「ナンダコレ感」はいまだ消えず・・・。
世の中には理解不能な不思議な生きものってのがいるんですね。
後ろからの様子。
頭部(?)が十文字になっているからジュウモンジダコなんですかね。
エヴァンゲリオンで使徒がやられたときの様子にそっくりです。
側面からの様子。目はヨコについています。
どういう風に進化したらこうなるんですかね。ホントにユニークなスタイルです。
フィギュア本体は透明なPVC素材にクリアで色がつけてあります。
脚と脚のあいだの「膜のシワ」が妙にリアルです。
実物とフィギュアの比較をしてみたかったんですが、画像検索してもヒカリジュウモンジダコの画像は少なくて、並べて両者を比べることはできませんでした。
バランスを見るといくらかデフォルメしてあるようにも思えますが、謎多き生きものに思いを馳せる、そんなロマンが詰まったフィギュアのような気がします。
最後までナゾな生きものでしたが、全体的な造形はリアルでかなりいい感じでした。
ただ、今回手に入れたヒカリジュウモンジダコは脚の膜の一部が裂けていて、(ちょうど接着面のようで、接着が甘かったんですかね。)ちょっと残念でした。
◇◇◇
ということで、
今回は1回だけのチャレンジという堅い誓いを守り、短いですがこれで紹介を終わりたいと思います。
とはいえ、この不思議生物大百科シリーズはフィギュアというより標本に近い雰囲気で、マニアの心をこれでもかというくらいグラグラと揺さぶってきます。
目に付いたら(誓いはあれど)また買ってしまうかもしれませんので、そのときはまたそのときということで改めてこの不思議なフィギュアを紹介したいと思います。
【単品】不思議生物大百科 深淵の居住者 深海生物
人気ブログランキングへ
コメント