下関市立しものせき水族館「海響館」の個別展示を巡る記事の後編です。

前回はこちら→下関市立しものせき水族館「海響館」をめぐる1(世界の淡水フグ)


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後編のトップバッターは「関門海峡の潮流を体験してみよう」という、かなりマニアックな展示から。

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潮流の流速がリアルタイムでデジタル表示されるという内容ですが、地味すぎて誰も見ていないという悲しい展示でした。

ちなみにしばらく観察してみたところ、最高17km/hくらいまで上がっていて、これは「ノット」に換算すると約8~9ノット、海上で浮遊物を目測したとすると1秒間で4m以上も流されるという恐ろしい速さになります。

そういえば、水族館に入ってすぐのところに、

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関門海峡を再現した水槽が展示してありましたが、

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この水槽にいるサカナって、こんな流速の中で実際は泳いでいるんですよね。
関門海峡のお魚さん、ご苦労様です。


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続いては「ヘイケガニ」の展示ブース。

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ヘイケガニの甲羅の背には鬼のような顔が彫り出されています。
以前、ニコちゃんマークの「アカテガニ」を紹介したことがありましたが、

(→アカテガニをつかまえた

それとは全くの真逆、
完全に「範馬勇次郎」状態です。怖い。

ヘイケガニ
ヘイケガニ(平家蟹)Heikeopsis japonica は、ヘイケガニ科に分類されるカニの一種。日本近海の浅い海に分布する小型のカニで、甲羅の凹凸と平氏にまつわる伝説が知られている。
(Wikipediaより引用)

この「顔」については『平家の亡霊が乗り移った』などというマジで恐ろしい伝説なんかもあるみたいですが、ヘイケガニは普段貝殻などを背負っているため、背中の模様は普通は見えないみたいです。
それなら何かの間違いで浜辺で見つけたときも、とりあえずは安心ですね。

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生きていいるヘイケガニも水槽で実際に展示してあり、

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展示説明の通り、ホントに貝殻を背負っていました。
極度に発達した打撃用筋肉(ヒッティングマッスル)じゃなくて本当によかったです。

baki



なんか調子に乗ってかなりふざけてきてますが、つづいては「ハリセンボン」ブース。


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ズームアップ フグのふしぎ
「ハリセンボン」ホントに1000本!?

「針千本、飲ーます」の、ハリセンボンの針は本当に1000本なのか実際に数えてみよう、という企画。
標本のハリセンボンの針1本1本に、丁寧に番号が付けてあります。(細かい)

実際に一つずつ数えていくと、

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ホントは・・・約350本
ハリセンボンの針の数は、1000本の半分もありません!

実際は半分以下の350本。
これなら約束を破ってしまってもダメージは少なそうです。
(でもよくはない)


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調子に乗る自分を抑えられないのでラストの紹介です。
最後は個別展示ではなく「関門ダイブ」というダイバーさんよるサカナのエサやりイベント。

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ちょうどクリスマスシーズンということで、特別にサンタさんが「プレゼント」を持って水槽に降臨。

たくさんのちびっ子が見守る中、気になるプレゼントの入った袋をあけると、

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中身は大量のオキアミ・・・。

おサカナさん達は大喜びで寄ってきますが、見ているこっちはサンタさんの髪の毛とかにオキアミが引っ付いたりするんじゃないかと変なところが気になってなりません。

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ともあれイベントは無事終了。

大人は終始、別のところが気になって仕方がありませんでしたが、とても楽しいイベントでした。


◇◇◇


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ということで、以上が個人的に気になった海響館の個別展示の紹介でした。

個別展示は大型の常設展示とは違って、時期や季節によっていろいろと内容が変わったりするので、いつ来ても新鮮な気持ちで楽しめるのがいいですね。

ただ、本日はちょうどクリスマスということで、ちびっ子の元にやってくるサンタさんが枕元に「オキアミ」を置いていかないことを祈りながら今回は終わりたいと思います。



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