前回の石組みでベースレイアウトが出来ましたので、
(→風山石サイズミックス10kgを使って石組みしてみる)
今回はいよいよ水草の植栽です。
「草原レイアウトを目指す」ということで、当ブログが選んだ水草は、
前景草の中の前景草、「グロッソスティグマ」です。
グロッソスティグマ
学名 Glossostigma sllatinoides
分類 ゴマノハグサ科(Scrophulariaceae)
分布 オーストラリア
地を這う明るい緑の丸葉で底床を埋め尽くす、前景草の定番中の定番です。地面をびっしりと覆うように成長する為、同じ前景草でもテネルスやヘアーグラスの様に高さが出ず、広々とした空間を演出することができる種類です。
(チャームより抜粋)
おなじみのチャームで水中葉を3パック購入しました。
1パックじゃ少ないかなー、と思って3パックにしたんですが、予想以上に入っててビックリです。
当店育成の水中葉となります。こちらの商品は一度水槽の底面を埋め尽くした後に上方向にある程度伸びたものを出荷しております。これはより新鮮でエネルギーの多い生長点を多く集め、植えやすくする為となっております。
水中のグロッソスティグマは商品画像2枚目のように下処理がされて植えやすくカットされた商品になります。チャームでも栽培している方法で問題なく育成出来ますのでご安心くださいませ。
(チャームより抜粋)
チャーム産グロッソは、下処理・カット済みの商品なので、下準備の必要なく即植え込みができます。
かなりの量がありますから、早速始めてみたいと思います。
グロッソの植栽は今回初めてですが、勉強したところによると、先端の葉を数枚残して、あとはソイルに埋め込みむ、とのこと。
斜めに差し込むと浮いてきにくいので、この辺のやり方はサジタリアなんかと同じですね。
(→ピグミーチェーン・サジタリアの植栽)
石と石の間とかはソイルが薄くてかなり手こずりましたが、3cmも差し込めば埋まっている部分の方が多いため浮いてきません。
とにかく無心でどんどん植えていきます。
グロッソ1パック(購入量の1/3)が終わった段階で、
これくらい。
面倒な石エリアを先に片付けてしまおうと思って左側から始めたんですが、想像以上に面倒で心が折れそうになりました…。
かなり雑な植栽になってます。
とはいえ、心の回復をはかろうとするとガンガン乾いてしまうので、休みたくとも休めません。
心のモチベーションとは関係なく、水草の植栽に「霧吹き」は必須です。
途中、三回くらい悟りが開けそうなポイントがありましたが、
ひたすら無心で行うこと数十分、なんとか3パック分の植栽を終えることができました。
とはいえ、無心でやったわりに出来がかなり雑な様子なので、自分の心のベース部分がすでに汚れきってるんだということがよく分かりました。
いくら修行しても坊さんにはなれないっぽいです。
グロッソ3パックは、はじめは多いかなと思ってたんですが、終わってみるとちょうどぴったり使い切りました。
斜めに埋め込むと案外場所をとるので、間隔を空けながらの2パックくらいが丁度いいかもしれません。
達成感を感じながらゆっくりしたいところですが、まだ終わってません。
水を注がないといつまでたっても霧吹きから手を放せませんから、最後の”注水の儀”を終わらせてしまいます。
ここであせって、水をそのままジャバジャバと注いでしまうと、植えたばかりのグロッソどころかレイアウトも全て崩壊してしまうので、
ソイルの袋や手で受け止めながらやさしく水を注ぎ込みます。
最後のオチで「注水→崩壊」もありかなーと、一瞬変な考えがよぎりましたが、ちゃんと踏みとどまりました。
無心で行ったグロッソ修行の成果ですね。
ともあれ、ようやく植栽終了。
水を注いでみると、奥まで差し込んだと思ってた草が結構な数立ち上がって、カイワレ大根みたいになってます。
植え込みがちょっと甘かったんですかね・・。
ただ、もう、植えなおす気力もないので「このまま」いこうと思います。
今はカイワレみたいでもきっとうまくいくはず。(力強く)
ということで、今回植えた「グロッソスティグマ」については、今後経過報告をしていきたいと思います。
水槽立ち上げはもう少し続きます。
(つづく)
(水草)グロッソスティグマ(水中葉)(無農薬)(3パック分)
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