秋の風香る9月下旬の某日、

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雲ひとつない快晴の中、山口県内に、ある世界初の博物館が存在するという噂を聞きつけ、

そのウワサの博物館、「岩国市ミクロ生物館」に行ってきました。

見えない不思議がみえてくる岩国市ミクロ生物館
目に見えないほど小さな世界の生き物であるミクロ生物(原生生物)は、たった1つの細胞で一生懸命生きています。当館は、そんなミクロ生物を中心に、さまざまな小さな生き物について学べる世界初の博物館です。あなたもミクロの世界の生き物たちとお友達になってみませんか?
(案内パンフレットより)

当ブログが主幹とするアクアリウムとも密接に関係する「微生物」。

ミクロ生物館は、そんなミクロの世界のさまざまな生き物を中心に紹介する世界初の博物館で、山口県岩国市由宇町にある「潮風公園みなとオアシスゆう」の交流館内に設けられています。

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交流館前の案内表示では、「世界初の博物館」と物産品販売・レストランが同列の扱い、

以前、山口県内の「日本一といわれる水族館」に訪れたことがありましたが、なんかそのときの様子と似たような雰囲気。

(→なぎさ水族館に行って来た


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「日本一」や「世界初」という言葉で勢いを付け過ぎると、あとあとそのギャップに苦しみますので、ほどほどに気持ちを抑えてさっそく館内へ。

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地元の物産品に目を奪われつつ、入り口左側に少し進むとありました。

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手作り感あふれる世界初の原生生物専門博物館、「ミクロ生物館」。

「やはり」と言えばいいのか「まさか」と言えばいいのか、ちょっと迷ってしまいますが、当ブログ的には「想像通り」のたたずまいです。

横に地元の物産品がカゴに入って並んでいても「世界初」は「世界初」、

なかなかいい感じ。

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中に入ると、広さはワンフロアというか、ワンスパン。

交流館の一画を利用した感じの、名前の通り本当にミクロでコンパクトな展示場ですが、

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展示ブースの隣の部屋には「ネイチャーラボ」というハイレベルな実験・研究が行える施設もあります。

「ネイチャーラボ」の利用には申し込みが必要なので通常は入れませんが、アットホームな雰囲気だけでなくなかなか本格的な様子。

まさに「羊の皮をかぶった狼」という感じです。

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展示ブースのメインは、ズラッと並んだ顕微鏡を使っての「生きた微生物の直接展示(観察)」。

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うちの水槽にも発生した「カイアシ(ケンミジンコ)」や、

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同じくカイアシの仲間「メガネミジンコ」、

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理科の教科書に必ず出てくる「ミカヅキモ」に、

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シアノバクテリアの仲間「スピルリナ」など、

他にもたくさんの微生物を観察することができました。

ウニョウニョ生きて動いているので飽きずにずーっと見てられますね。(人も少ないし。)

水族館や動物園とはまた違った楽しさです。

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顕微鏡展示に添えられているパネルや写真をみるだけでも勉強になります。

手書きの説明が小規模施設ならではのアットホームな雰囲気を演出。

とても味があってグッドです。

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ただ、展示スペースはお世辞にも広いとは言えないので、このミクロ生物館だけを目的に来るのはちょっと厳しい感じ。

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微生物マニアの方なら大丈夫かもしれませんが、そうじゃなければ交流館の前に広がる「潮風ビーチ」と合わせて、海水浴シーズンなんかに訪れるのがおすすめです。

休憩がてらに海の生き物もいっしょに観察できますし、いろいろ楽しみも膨らみます。

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ともあれ、

身近にいるのになかなか見ることのできない貴重な展示、

顕微鏡を覗く楽しさも思い出させてもらえた、とても有意義な秋の一日でした。



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