2016年12月16日に立ち上げた「エビさん30キューブH水槽」

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前回の記事で、この水槽にいる「ミナミヌマエビ」と「レッドビーシュリンプ」の数が激減したまでを報告しましたが、

(→懲りずにレッドビーシュリンプの飼育4

レッドビーはおろかミナミまで減っているのは、「飼育環境になんらかの問題あるのではないか」と判断し、

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おもいきってレイアウトを変更しちゃいました。(よくある破滅の始まり)

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変更点は主に2点。

一つ目は、モス付き流木の撤去。

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エビさん水槽には、南米ウイローモスを巻いた流木を2つ(枝と塊)設置していましたが、

管理方法を「手放し運転」から「定期的な水換えと掃除を行う」ことに方針変換したため、清掃時に障害となる流木が途端に邪魔な存在となりました。

狭い30水槽では、水槽内で「ちょっとだけよけとく」というのが難しく、さらにこの流木が稚エビちゃん達の隠れ家にもなっているので、掃除するときだけ一時的に取り出すというのも、かなり気をつかってしまいます。

隠れ家は少なくなってしまいますが、管理効率を上げるのと、無用な殺生を避けるという意味で、今回「撤去」という流れとなったわけです。

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加えて、流木に巻いた「南米ウイローモス」は(一応)定期観察の対象でしたが、

(→南米ウイローモスの観察4

前回の12月の報告以来、ほとんど成長していませんでした。

エビさんのツンツン攻撃がよほど激しかったのか、はたまた、環境がうまくマッチしなかったのか、

原因はよく分かりませんが、

今回の撤去には「南米ウイローモスを別の手段で育成を試みてみる」という理由も(半分くらい)あったりします。

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そして、もう一つの変更点は、スポンジフィルターの位置。

水槽の中層に設置していたスポンジを、下層の底床スレスレに移動させました。

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これは「底床にたまる糞を積極的に吸い込んでもらう」のと同時に、流木がなくなってしまったエビさん達の「隠れ家確保」が目的です。

飼育初期は普通の「ブリラントフィルター」で、低層付近にスポンジを設置してろ過していましたが、

途中、ろ過能力アップのため「ツインブリラントフィルター」に変更し、(スペースの関係上)設置場所を中層に移動させてしまいました。

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スポンジはちゃんと使用していたものを使いまわしたのですが、

以後、なんとなく全体的に雰囲気が悪く、低層付近の水回りが悪くなったというか、エビさんもその頃からポツポツ落ち始めたような気がしているので、今回「思い切って変更」ということになりました。

水槽が縦に長い「30キューブH(ハイ)」ということもあり、水を大きく縦に回すことができるこのポジションが、この水槽にとってはベストなセッティングじゃないかと個人的には思っています。

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以上2点の変更で、水槽の環境は(管理者的には)大きく改善。

エビさん達の生存率も上がるだろうと思っていましたが、

しかし、

そんな大義名分を掲げ行ったレイアウト変更も「余計なことはしない」という水槽管理の一番シンプルなルールを破ってしまったらしく、

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翌日、親ミナミが3匹、レッドビーが1匹落ちてしまうという「破滅的な事態」に発展。


これで、親ミナミは計6匹、そしてレッドビーはついに最後の1匹に。(スタートは双方20匹)

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ミナミはまだ子ミナミさん達が無数にいますが、レッドビーは本当にもう、どうしようもありません。

2匹残ってた前回なら、可能性は5%ぐらいは残っていましたが、1匹では0%。

プラナリアのように切って増えるわけではないので、この時点で全滅確定。

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しかし、

今後の、エビさんたちの未来を願ってやった行為で全滅だなんて、そんな現実をミズミミズ並の心のキャパしかない管理者が受け入れられるはずもなく、

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即座に追加のレッドビー(10匹)を投入。

(心のバランスを保つための回避行動)

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なんか、

「今回は運がなかっただけ!次こそは!もう1回チャンスがあれば取り返せるから!」

とか言ってるギャンブル中毒者と似たような感じになってる自分に、ちょっと吐き気がしてきます。



(エビ)お一人様1点限り 無選別 レッドビーシュリンプ 赤白バンド(10匹) 北海道航空便要保温
(エビ)お一人様1点限り 無選別 レッドビーシュリンプ 赤白バンド(10匹) 北海道航空便要保温


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