新規水槽立ち上げに伴い、今晩のおかずよりも、週末の天気予報よりも、水槽の水の状態が気になる今日この頃。
(→栄養系ソイルを使った底面ろ過水槽立ち上げの記録(はじめの1週間))
水質のチェックには、簡易検査の「テトラテスト 6 IN 1」(試験紙)を使っていますが、今回はいつになく慎重な立ち上げを実行中。
すでに2回検査しましたが、その検査結果の信憑性の確認と、テトラテストにはない「アンモニア」の測定を行うため、
テトラ、試験紙以外の水質測定キット、「バイコムスターターテストキット」を買ってきました。
バイコムスターターテストキット
従来のテスターのわずらわしさを一新!!3つの水質を簡単・すばやくチェック!
アンモニア・亜硝酸・硝酸 ※淡水・海水両用
(バイコムより)
バイコムスターターテストキットは、アンモニア・亜硝酸・硝酸の各項目を3回分測定できる検査キット。
試験紙のお手軽さと試薬の正確さを兼ね備えた「ハイブリッド商品」ということで、少々値段は張りましたが、(1700円)
「ほぼ立ち上げのこの時にしか使わない」ということを考慮し、明るい未来のための前向きな投資と割り切って今回購入しました。
箱をあけると、中には説明書とアンモニア、亜硝酸、硝酸のテスターが各3袋。
包装が全て同じ袋なので一見すると見分けがつきにくい感じですが、種類ごとにまとめてラベルが貼ってあるので、とっ散らかしさえしなければ間違えることはほぼありません。
さっそく「アンモニア」からテストスタートです。
袋をビリッと破ると中から黄色いピン(ライン)のついた容器が出現。
容器の中には試薬(?)の白い粉が入っています。
ラインを引き抜くと容器に小さな穴が空いた状態になるので、
検尿するときにコップに取った尿をスポイト容器に吸い取るがごとく、
指で抑えて空気を抜いた状態の容器を水に突っ込み、ラインを引き抜いた穴から水を容器内へと吸い込みます。(例えが悪い)
水を容器の半分ほど吸ったら適度に振って試薬と混ぜ、そのまま5分待ち、
説明書についている比色表と比べて測定値を割り出します。
アンモニア(NH4+)の場合の測定範囲は0~10 。(単位の記載はありませんがたぶんmg/l。)
試験紙と比べ滲んだり垂れたりしないので確認しやすく、うちの場合、比色すると0.5。
安全といえば安全な範囲ですが、注意手前の微妙なラインです。(1以上注意、5以上危険)
同様に、硝酸、亜硝酸を測定してみると、
硝酸(NO3-)は、振り混ぜて3分後に比色。
測定範囲は0~45。
結果は1で安全圏内。(20以上注意、45危険)
亜硝酸(NO2-)は、飼育水を10倍に薄めて吸水。
測定範囲は0~10。
振り混ぜて2分後に比色すると、測定値は0.2以下とこれも安全圏内。(5以上注意、10危険)
総合すると、硝酸、亜硝酸とも、直近に行ったテトラテストの結果とほぼ一致する結果となり、新たに測定したアンモニアも悪い結果ではないので、
説明書のチェックフローに検査結果を照らし合わせてみても「OK」の「水質良好」の指示。
立ち上げてまだ1週間そこそこなんですけど、これ、本当なんですかね?(疑いの眼差し)
比色表に測定値の単位記載はないので「あくまでも目安で」という感じだと思われますが、テトラテストとほぼ同じ測定結果となったのは事実なので、
現状うちの水槽は立ち上げから1週間しか経っていないと言えど、2種類の検査キットでOKを出されたとあっては「安全」と言わざるを得ません。(言ってることがちょっとおかしい。)
とはいえ、せっかく買ったバイコムスターターキットもあと2回分残っていますし、比色も試験紙に比べて格段に迷いにくいですから、
立ち上げという重要な期間内にもう1回ぐらい精度の高い検査を経験しておきたいので、
水槽は生体を入れずにもう少し放っておこうと思います。
(OKが出てもやっぱり不安)
バイコム スターターテストキット(アンモニア・亜硝酸・硝酸)各3本入り 淡水・海水用 関東当日便
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コメント
コメント一覧
シジミが良い指標になるような
記事を読んだ記憶があるのですが
記憶が曖昧な上に探しても
該当するブログを見つけられませんでした。
何となく底面濾過にシジミ入ってたら
相乗効果でいいかなと思っただけですがw
こういう余計な欲望が失敗の原因ですかね・・・
しかしうちのシジミさんたちは減りに減って増援だすほど余裕がないのが実際です。(60水槽は一応回復しましたがリバウンドが怖いので常駐中。)
今まで底面で成功したことがないので、とりあえず基本の底面フィルターがうまくいってから次のステップを考えてみたいと思います。
なんか1手間違えると取り返しのつかない事態になりそうな雰囲気があって緊張感はあります。
このまま完成までいってほしいところです。(←過去完成まで到達できたことは一度もなし。)
スポンジや水の一部は前の水槽から引き継いだので、ある程度は回ってるような気もしますし、検査しても心配していたような結果は出なかったのでどうなのかなーと判断に迷ってる状況です。
もう1回検査して何もないならとりあえず先発の生体を入れてみようと思っています。
自分は立ち上げ時に底床はマーフィードのトロフィカルベースを敷いてコントロソイルを被せますが翌日からアンモニアと亜硝酸が測定値MAXで検出されます
テトラテストの液体タイプです
結局10日程は毎日水換えに追われますが最大のメリットはパイロットフィッシュ要らずで水槽が立ち上がる事です
トロフィカルベースやパワーサンドなどの緩効性肥料は経験がないので興味津々です。どれくらい効き目がつづくんですかね。