新規水槽立ち上げに伴い、今晩のおかずよりも、週末の天気予報よりも、水槽の水の状態が気になる今日この頃。

(→栄養系ソイルを使った底面ろ過水槽立ち上げの記録(はじめの1週間)

17 005

水質のチェックには、簡易検査の「テトラテスト 6 IN 1」(試験紙)を使っていますが、今回はいつになく慎重な立ち上げを実行中。

すでに2回検査しましたが、その検査結果の信憑性の確認と、テトラテストにはない「アンモニア」の測定を行うため、



テトラ、試験紙以外の水質測定キット、「バイコムスターターテストキット」を買ってきました。

バイコムスターターテストキット
従来のテスターのわずらわしさを一新!!3つの水質を簡単・すばやくチェック!
アンモニア・亜硝酸・硝酸 ※淡水・海水両用
(バイコムより)

17 048^

バイコムスターターテストキットは、アンモニア・亜硝酸・硝酸の各項目を3回分測定できる検査キット。

試験紙のお手軽さと試薬の正確さを兼ね備えた「ハイブリッド商品」ということで少々値段は張りましたが、(1700円)

「ほぼ立ち上げのこの時にしか使わない」ということを考慮し、明るい未来のための前向きな投資と割り切って今回購入しました。

17 046

箱をあけると、中には説明書とアンモニア、亜硝酸、硝酸のテスターが各3袋。

17 042

包装が全て同じ袋なので一見すると見分けがつきにくい感じですが、種類ごとにまとめてラベルが貼ってあるので、とっ散らかしさえしなければ間違えることはほぼありません。

さっそく「アンモニア」からテストスタートです。

17 027

袋をビリッと破ると中から黄色いピン(ライン)のついた容器が出現。

容器の中には試薬(?)の白い粉が入っています。

17 024

ラインを引き抜くと容器に小さな穴が空いた状態になるので、

17 035

検尿するときにコップに取った尿をスポイト容器に吸い取るがごとく、

指で抑えて空気を抜いた状態の容器を水に突っ込み、ラインを引き抜いた穴から水を容器内へと吸い込みます。(例えが悪い)

17 019

水を容器の半分ほど吸ったら適度に振って試薬と混ぜ、そのまま5分待ち、

17 017

説明書についている比色表と比べて測定値を割り出します。

アンモニア(NH4+)の場合の測定範囲は0~10 。(単位の記載はありませんがたぶんmg/l。)

試験紙と比べ滲んだり垂れたりしないので確認しやすく、うちの場合、比色すると0.5。

安全といえば安全な範囲ですが、注意手前の微妙なラインです。(1以上注意、5以上危険)

17 009

同様に、硝酸、亜硝酸を測定してみると、

17 011

硝酸(NO3-)は、振り混ぜて3分後に比色。

測定範囲は0~45。

結果は1で安全圏内。(20以上注意、45危険)

17 005

亜硝酸(NO2-)は、飼育水を10倍に薄めて吸水。

測定範囲は0~10。

振り混ぜて2分後に比色すると、測定値は0.2以下とこれも安全圏内。(5以上注意、10危険)

17 004

総合すると、硝酸、亜硝酸とも、直近に行ったテトラテストの結果とほぼ一致する結果となり、新たに測定したアンモニアも悪い結果ではないので、

17 040

説明書のチェックフローに検査結果を照らし合わせてみても「OK」の「水質良好」の指示。

立ち上げてまだ1週間そこそこなんですけど、これ、本当なんですかね?(疑いの眼差し)

17 014

比色表に測定値の単位記載はないので「あくまでも目安で」という感じだと思われますが、テトラテストとほぼ同じ測定結果となったのは事実なので、

現状うちの水槽は立ち上げから1週間しか経っていないと言えど、2種類の検査キットでOKを出されたとあっては「安全」と言わざるを得ません。(言ってることがちょっとおかしい。)

17 014

とはいえ、せっかく買ったバイコムスターターキットもあと2回分残っていますし、比色も試験紙に比べて格段に迷いにくいですから、

17 049

立ち上げという重要な期間内にもう1回ぐらい精度の高い検査を経験しておきたいので、

水槽は生体を入れずにもう少し放っておこうと思います。

(OKが出てもやっぱり不安)



バイコム スターターテストキット(アンモニア・亜硝酸・硝酸)各3本入り 淡水・海水用 関東当日便
バイコム スターターテストキット(アンモニア・亜硝酸・硝酸)各3本入り 淡水・海水用 関東当日便


人気ブログランキングへ