2017年4月9日に立ち上げたレッドビーシュリンプ飼育水槽の観察記録です。

前回はこちら→性懲りもなくレッドビーシュリンプの飼育3

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昨日、家に戻ってエビさん水槽を覗きこむと、

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何匹かの(多数の)エビさんがミサイルのごとく、狂ったように水槽を飛び回っていました。

家に帰った直後だったので別に何をしたでもなく、ただただ目の前で繰り広げられる異様な光景に目を奪われるばかり。

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その直後、アマフロに引っかかっていたのか、エビさんの抜け殻が上からフワフワと落ちてきて底床にポトリ。

まるで測ったかのようなタイミングですが、

「狂ったように飛び回るエビ」に、「脱皮の抜け殻」とくれば、

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これが噂の「抱卵の舞」。

ちょくちょく耳にしてはいましたが、今回完全な初見です。

ビーシュリンプ
オスもメスも、およそ生後2ヶ月程度で繁殖可能となる。メスの個体は産卵前に脱皮を行い、何らかの誘発物質を放出し、オスの個体を引き寄せ交接を行う。その際に、誘発物質に反応した他の個体が水槽内を縦横無尽に泳ぎ回り、俗に「抱卵の舞」と呼ばれる行動を行う事が多い。
(Wikipediaより)

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噂通り、メスは変わらずツマツマしていますが、

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オスは「ヒャーッホー!」と言わんばかりに大興奮。

はしゃぎすぎて確実にガラスに頭ぶつけてると思うんですが脳震盪起こさないか心配です。

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状況的には「抱卵の舞」に酷似していますが、

ただ単に「ちょっと男子ー、さわいでないで、ちゃんとまじめに掃除やってよねー」という感じの小学校の掃除時間を再現しているだけなのかもしれないので、

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1日おいて様子を見てみることにしました。

これで翌日、抱卵個体が増えていれば信憑性が高くなります。

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そして翌日の本日、6月14日。

昨日のパーティー状態がウソのような、いつも通りの平和な水槽に復帰。

もうさわいでる男子は一人もいません。

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女子はというと、あまり前に出てきてないので探すのが大変でしたが、水槽の奥手に卵を抱えた子を1匹発見。

ただし、この彼女は前回の記事ですでに抱卵を確認していたエビさんで、昨日のパーティで身篭ったわけではありません。

とはいえ、脱皮で卵は落としていないので一安心。

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他にはいないかと、流木の陰なんかを細かく探すと、

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新たな抱卵個体を発見。

隠れて見えにくいですが、確実に卵をかかえています。

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よく見るとちょっと前に抱卵したものの卵を全部落としちゃった例の娘さん。

(→性懲りもなくレッドビーシュリンプの飼育2

彼女はずっとマークしていたので2日前には卵をもっていなかったのを確認済み、

間違いなく昨日から今日にかけてのご懐妊です。


昨日のパーティーが抱卵の舞である信憑性が高まりました。

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残念ながらこの2匹以外には抱卵個体を見つけることはできませんでしたが、状況的にはダブル抱卵。

2年半ごしの稚エビ誕生への期待がいっきに膨らみます。

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一度目に脱卵してしまったので、まだまだ気は抜けませんが、

今回は事前に貴重な「舞」を見せてもらったということで、次回の観察につづきます。




<追記 2017/06/15>

さらにもう1匹抱卵個体を確認し、結果トリプル抱卵(3匹)となりました。



(エビ)お一人様1点限り 無選別 レッドビーシュリンプ 赤白バンド(10匹) 北海道航空便要保温
(エビ)お一人様1点限り 無選別 レッドビーシュリンプ 赤白バンド(10匹) 北海道航空便要保温


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