突然ですが、

いろいろ考えることがあって、小型水槽用の「上部式フィルター」を購入することにしました。

上部式フィルター
上部式フィルターは、アクアリウムにおいて使用されるフィルターの一種である。水槽の上部に設置される。(中略) 本方式の利点は、水槽の上部空間を利用するためにフィルター設置のための追加場所を必要としない事、特に60㎝幅の物は安価である事、ろ過材洗浄等のメンテナンスが手軽に行える事などである。良好なメンテナンス性は生体メインの水槽、金魚等の水を汚しやすい魚種の飼育に適している。
(Wikipediaより)

しかし、上部式フィルターは、どうも45cm以上の水槽でしか需要がないらしく、小型の30cm水槽用はチャームでいくら探しても1つしか出てきません。



水作から発売されている「水作エイトブリッジ フリーS」。

投げ込み式フィルターとして有名な「水作エイト」を上部に配置するという奇抜な仕様でありながら、30cm水槽クラスでシェア独占状態の上部式フィルター。

他に選択肢がないので、とりあえずこれをポチリ。

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3日後に無事商品が到着。

ショップに置いてあるところを見たことがないので、まじまじと外箱を見ちゃいます。

どこからどうみても水作エイト。

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箱を開けると、やはり中身も水作エイト。

ろ材がセットされたブリッジ本体とパイプ類、水中ポンプに説明書が同梱。

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さっそく吸水側を組み立てます。

水中ポンプに、ストレーナー、スポンジ、防振ゴム、ジョイントパイプ、分水ノズルをカポカポとはめ込めば、

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1分もかからずに完成。

ジョイントパイプだけは分水ノズルとの接合部分に向きがあるので注意が必要です。

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あとは、ブリッジ本体底にスプリンクラーノズルを取り付け、

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同じく底面から水位アジャスターを2本差し込めば、

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水作エイトブリッジ、完成。

ストレーナーとスプリンクラーノズルは延長パイプを使えば位置を下げることができ、本体スライダーをスライドすることで幅30~40cm以下の水槽に対応できます。

小さいけどなかなかの器用モノです。

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ろ材は、水作エイトコアSろ材が3つ。

Image1

3つのろ材の中央に水の抜け穴があり、ろ材を通った水が本体底面で集約されて水槽に落ちるような仕組み。

一般的な上部のように、左から右へ、上から下へみたいな流れではなく、ちゃんとエイトコアろ材を機能させるような構造になっています。

非常にまじめな作り。

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実際に乗っけて動かしてみると、

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水中ポンプの動作音はほぼ無音。

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スプリンクラーノズルからは、さすがに水がピチャピチャと落ちる音がしますが、放射状に拡散しながら落ちるのでたぶん必要最小限の音量。

自分には水がピチャピチャ落ちる音やエアポンプで水がコポコポと鳴る音はむしろ心地いい気がしますが、どうしても気になるならノズルを延長して水位を上げるなりして対策はできそうです。

でもその場合、水が空気を巻き込まないので上部のメリットが薄れちゃいますから、このへんは上部ユーザーなら納得の仕様と思われます。

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ともあれ、ファーストインプレッションとしては想像以上にいい感じで、小型水槽で水槽上部がガラ空きなら外掛け以外の選択肢として十分ありえます。

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エイトコアろ材を3つセットすると、ほとんど隙間がなく他のろ材を入れるのはかなり難しい状態にはなりますが、



ちゃんと、他のろ材を詰め込むことができるメッシュケースが別売りされていたり、水作エイトコアのカートリッジを全て使うことができたりと、拡張性は十分。

使い方次第で無限の可能性をもつろ過装置といった感じです。(ちょっと言いすぎ)

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ろ過能力については、現段階ではまだよく分かりませんが、今後使いながら「水作エイトブリッジ」の力を見極めて行こうと思います。



水作 エイトブリッジ フリー S 関東当日便
水作 エイトブリッジ フリー S 関東当日便


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