変遷を繰り返してきた当ブログの60水槽の主(ぬし)こと、



サイアミーズ・フライングフォックスさん2匹。

サイアミーズ・フライングフォックス
Crossocheilus siamensis
大きさ:10cm 産地:東南アジア
水草や流木の表面を器用に舐めるため、コケ対策として飼われることが多い。数少ない、黒ヒゲゴケを食べる魚として有名。そのクルクルとした泳ぎは観賞しても楽しい。
(月刊アクアライフ2016年1月号より)

導入は昨年、2016年の10月で、

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当時悩まされていた「髭藻」を駆逐するための生物兵器として迎え入れました。

購入時のサイズは約3~4cmとやや小さめ。

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グロッソの葉っぱについた藻をちょこまかちょこまか回りながら一生懸命モフモフしてくれましたが、残念ながら藻は駆逐できず。

それでも、活発で群れながら泳ぐ姿に水槽は一気に活気づき、藻に辟易して荒んだ心を随分と癒してもらいました。

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それから10ヶ月が経過した2017年8月、

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レイアウトが変わり藻がなくなって完全に餌付いてしまったサイアミさんは目測で8~9cmに成長。

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導入時はオトシンと見分けがつかないくらいの大きさでしたが、この10ヶ月で約2倍に巨大化。

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特に、コリドラスが来てから底棲魚用のエサを入れるようになり、

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上層用のエサと底層用のエサの「ダブル食い」でますます恰幅(かっぷく)がよくなり、いまやこの水槽の首領(ドン)。

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普段は昔と変わらず仲良く群れて行動していますが、

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エサが入ると豹変し小競り合いが始まります。

混泳の注意点
成長とともにテリトリーを主張し気が荒くなります。直接的な危害はないものの、低層魚同士の混泳の場合や、餌食いの遅い小型種との混泳は避けたほうが良いでしょう。
(チャームより)

混泳している他のサカナさんを攻撃すことは(今のところ)ありませんが、とくかくめちゃくちゃ食うので、エサがちゃんといきわたっているかが心配。

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とくに、コリドラスさんは相変わらずの引っ込み思案で、カラダはこの水槽の中で一番大きいのにエサの争奪戦では完全に出遅れてます。

今のところ痩せてるような雰囲気はないのですが、このままサイアミさんがますます幅をきかせてデカくなっていくような感じになるとちょっと心配。

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もうちょっと魚種を増やしたいという思いはあるのですが、バランスをみながら混泳の構成を考えるのって、思ってたよりもけっこうたいへんです。



(熱帯魚)サイアミーズ・フライングフォックス(4匹)
(熱帯魚)サイアミーズ・フライングフォックス(4匹)