ベランダに設置してあるメダカ鉢1号(プラ鉢)の様子を見てみると、
緑のヌメヌメした藻のようなものがギッシリ。
かなり前からヌメヌメの存在は確認していましたが、最近とくにメダカさんたちの遊泳スペースを圧迫してきているみたいで、なんだか窮屈そうな雰囲気。
ヌメヌメの正体は、パッと見た感じ「アオミドロ」っぽい気がしますが、
アオミドロアオミドロ (水綿、青味泥) は、接合藻のアオミドロ属 (学名:Spirogyra) のこと、またはこれに属する藻類のことである。藻体は無分枝糸状であり、細胞内の葉緑体がリボン形でらせん状に配置していることを特徴とする。身近な淡水域に極めて普遍的に見られる。(Wikipediaより)
もしかしたら誰かがいたずらで入れたとろろ昆布かもしれなので、
駆除ついでに調べてみることにしました。
調査に使用するのは、以前ケンミジンコの観察に使った「ミクロモンスターLED内臓ズーム顕微鏡」。
(→ミクロモンスターLED内臓ズーム顕微鏡&調査キットでケンミジンコを観察する)
メダカ鉢1号から、アオミドロっぽいヌメヌメを一部取り出し、顕微鏡にセット。
覗いて撮影してみると、動き回るケンミジンコに比べて、アオミドロっぽいヌメヌメの観察はかなり簡単。
すぐにその像をとらえることができましたが、
でも致命的に顕微鏡の倍率が足りません。
どんなに調整をかけても、撮影するとご覧のような糸くずどまり。
できれば理科の教科書なんかに載っているこういう葉緑体の螺旋(↑)を観察したいところですが、どうやってもその領域に入り込むことができません。
限りなくこのヌメヌメはアオミドロっぽいですが、葉緑体が確認できないとなるととろろ昆布の可能性も捨てきれず。
ならばと、当ブログの主力撮影機材「iPhone」の優秀な解像度を信じて、必殺のデジタルズームを決行しました。
デジタルズーム2倍(↑)、糸くず。
デジタルズーム4倍(↑)、やっぱり糸くず。
ズーム8倍(↑)、糸くずの拡大。
ズーム16倍、糸くずの拡大の拡大。
心の目を開くとほんのり螺旋が見えるような気がしますが、
うちのメダカ鉢のヌメヌメはアオミドロではなく、もしかしたらとろろ昆布かもしれません。
アオミドロ 4号丸カップ
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