1か月半のミスト期間を経て、2020年6月13日に注水したオーストラリアンノチドメ(オークロ)植栽の60T水槽。
(→オークロ水槽のミスト式立ち上げ7(困ったときの遮光))
注水直後から緑藻が広がったため、ミスト式理想の早期立ち上げをあきらめ、換水、遮光、照明の調整と、コケ対策に追われる毎日。
その結果、とくに照明時間を4時間に短縮してからはコケの勢いが衰え、週一の定期メンテナンスでもほとんど掃除の必要がないくらいまで状況は回復。
オークロの方は衰えることなく、むしろエリアを拡大しているようで、CO2無添加かつ少ない光量でも、時間さえかければこのまま全体を覆えるような勢い。
オーストラリアン ノチドメ育成は比較的簡単で、水質の適応範囲も広く、光量が強ければCO2添加無しでも育てられます。植え込みの際は、葉を2~3節程度に短くカットすると匍匐しやすくなります。(チャーム商品ページより抜粋)
育成方法を調べてみても、オークロは密にして匍匐させようとしなければCO2も必要ないようで、きちんとスタートさえきれれば育成はそんなに難しくないみたいです。
植栽初日と比べてみるとこんな様子で(↑)、
植栽量が極端に少ない貧相な状態からよくここまで来たなという感じ。
ミスト期間は、5月2日~6月12日の42日間でしたが、オークロの成長は根張りまでで目立った匍匐はせず。
感覚的には、勢いが出てきたのは注水後の遮光期間中6月20日頃からなので、
コメントでアドバイスもいただきましたが、オークロはミスト状態よりもむしろ水中の方がよく育つような感じです。
このままの状態にしておいても、たぶん順調に育成は続けられると思いますが、
コケも収まりつつあり、さらなる勢いをつけたいところなので、
水槽にCO2の添加機器を設置し、
CO2の添加を開始。
照明時間(添加時間)は変わらず4時間/日をキープ。
コケの方に勢いがついてまた最初に逆戻りというのは御免ですが、
さらなる高みを目指して観察はつづきます。
(つづく)
(水草)マルチリングブラック(黒) オーストラリアン ノチドメ(無農薬)(1個)
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(石や流木がある場合はサイアミーズフライングフォックス導入)で水中に溶け出た栄養の過剰分を消費させ安定化。
照明時間は初日から8時間、水草が勢い付いたら10時間。CO2は1秒1滴ぐらい。
あと、フィルターはろ過容量的に外部が望ましい。外掛けとかはサブフィルターとして使用。
前に通常の30cm水槽で外部式を使ってたけど、ろ過容量が多いと色々と安心だったよ。
フィルターは水量多いので外部にしようか最後まで迷いましたが、根っからの貧乏性が前に出て仕舞い込んでいた外掛けを引っ張りだしたという経緯です(魚を移すタイミングで外部に替えると思います)
照明時間は水草の量がまだまだ少ないので8~10時間はちょっと怖いですね(笑)来週当たり5~6時間にして様子見という感じで進めるつもりです。
でもどうやってもコケからは逃れられないんでしょうね。
ある程度水草が生い茂るとコケが出ない安定期に入るけどそこを過ぎると水草と水草の間の通水性が悪くなりソイルが崩れ土中の通水性も詰まって水が淀み崩壊に向かってくから、早めの対策が必要。あらかじめ、生い茂る前にシャワータイプ?のエアストーン(ホース)を仕込んで置き繁りきった後、エアーで通水性を向上させたり、プロホースの弁を筒の先に付けて崩れたソイルを吸出すとかね。
いろいろ技があるんですね。参考になります。
いつもコケに侵食されて心が折れてリセットという感じで、まともに長期維持できたことがないので、そのへんの流れをしっかりと頭に入れておきたいです。コケは鬼より怖いと染み付いてるんですよね。
なら1度大磯砂とかセラミック系で立ち上げてみると良いですよ。底砂を敷く前にイニ棒を入れて敷くと栄養が底にあるのでゆっくり成長するし底砂自体に栄養が無いから大概のコケは換水+ヤマトで即解決するし。
それに長期的+コスト面でみると管理が楽で、再利用可能だし使わなくても少量ならじょうご(漏斗)でペットボトルに入れとけば保管楽だし、次に使う時に量が分りやすいしでオススメ。
60水槽崩したら次は大磯使おうと思ってたので試してみたいですね。
イケイケの水槽だけだと気を使いすぎて疲れちゃうんで、ゆっくりまったりやれるのを1本作りたいです。