以前紹介したことのある山口県周南市の西緑地にあるハス池。

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近くに行く用があったので久しぶりに池に寄ってみると、

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池がなくなって、かわりに草原が広がっていました。

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そんなバカなと見渡しても、やっぱり一面草原。

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ポツポツと白い花が咲いていて、景色としての眺めはいいですが元々池だったことを考えるとかなりの違和感です。

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近づいて生えている草を観察すると、

どこかで見たことのあるような「ツルっとした大きく分厚い葉っぱ」で、

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咲いている花は「綺麗な薄紫で花弁に特徴的な目玉模様」があり、

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あまりに密集しすぎて初めはまったく気づきませんでしたが、

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草原の正体は「ホテイアオイ(ホテイソウ)」。

池がなくなったと思わせるくらいに大繁殖し、水面のほぼ全面を覆いつくしています。



ホテイアオイはメダカや金魚のおともには定番の水草ですが、

ホテイアオイ
世界の熱帯・亜熱帯域に帰化し、日本では、本州中部以南のあちこちで野生化している。寒さに弱く、冬はほとんど枯れて悪臭を放ち地域の迷惑となるが、一部の株がわずかに生き延びれば、翌年の春~秋場にかけて再び大繁殖する。もともと繁殖力が強く、富栄養化した水域ではあっという間に水面を覆い尽くす。
(Wikipediaより抜粋)

野外の池などで増えてしまうと、あっという間に水を淀ませ生き物が住めない環境にしてしまう厄介者。

自然感たっぷりの景色とは裏腹に、池の状況はかなり深刻そうな様子です。

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以前はオオアカウキクサという浮草に侵食され水面を真っ赤にされていましたが、

(→オオアカウキクサの恐怖

今回はホテイアオイの繁殖によって水面が草原化。

外来種とのいたちごっこのようで、池を管理する方々の苦労が伺えます。

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ここの池に来るたびに環境問題や外来種について考えさせられますが、

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一度広がってしまったものを一発で収束させる妙案というのはなかなかないわけで、

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物理的に撤去するにもかなりの労力が必要で、

対応する人を簡単に増やすこともできず、

人々の意識を向けるのも変えるのにも時間がかかる、

現実的には非常に困難な道。

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増えすぎてどうしようもなくなったこのホテイアオイの草原を「日常」として受け入れるというのもありですが、

それでもどうにかできないもんかとやっぱり考えてしまいます。



(浮草)ホテイ草 国産(ホテイアオイ)(3株) 金魚 メダカ
(浮草)ホテイ草 国産(ホテイアオイ)(3株) 金魚 メダカ


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